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母乳育児の経済的な効果 Health and economic value of human milk

母乳は正期産児の生存、成長、そして発達に必要とするものすべてを含有しています。

具体的には、三大栄養素、ビタミンや微量元素、そして発達に関連する長鎖多価不飽和脂肪酸、成長因子、サイトカインなどが母乳中には含まれています。

さらに、母乳は児の腸内細菌叢の一部となる共生細菌をも含んでおり、間接的に、児の体内での炎症反応や免疫調節にもかかわっています。他にもゲノムやmiRNAなど遺伝にかかわる物質も母親から児へと移行するのです。

母親の乳腺組織は自分が出産した児に最適な母乳を与えるために発達した稀有な臓器であるといえるでしょう。どれだけ人工乳を母乳に近づけても永遠にイコールとなることはあり得ません。

「母乳育児の経済的な効果」に関する研究の概要

対象:

これから出産される予定の妊産婦全て

 

期間:

2019年6月まで 

方法:

研究参加をご希望される方は、ご自身の判断で情報の保守管理を徹底したホームページにて、個人情報を記入することなく生後1か月より1か月毎質問に答える方式にて実施いたします。

研究に参加いただけるお母さまの人数を増やすため、告知をサポートいただける

「賛同医療機関様」を募集しております

サポート内容:

本研究に関する内容および対象者の登録方法等を記載した小冊子を院内に配置、ご紹介していただきます。

※小冊子の内容はPDFファイルにて確認が出来ます。

ご施設様名・連絡担当者様名・連絡用メールアドレスを登録いただきましたら、小冊子を送付させていただきます。

 

ご賛同いただける医療機関様はこのボタンをクリックして、ご登録くださいますようお願いいたします。

実際に、海外では多くのバースコホート研究により、母乳育児は多くの疾病に対して予防効果があり、また、有意な発達向上につながることが示されています。残念ながら、日本において母乳育児がどのような利点を有するのかをしらべたバースコホート研究はありません。少子高齢化・医療費削減が大きな課題となっている現在こそ、母乳育児がもたらす恩恵をエビデンスとして表すことができるようこの研究を計画しました。

みなさまのご協力、宜しくお願い致します。

A4 4枚のPDF形式となります
A4両面印刷で2つ折りの小冊子になります
以下からPDFデータをダウンロードできます

 

医療機関様へ

​【臨床研究のお知らせ】

Koto Toyosu Childcare & Lactation Organization Showa University Koto Toyosu Hospital 9th floor, 

Dr.'s room, 5-1-38 Toyosu, Koto-ku, Tokyo, 135-8577 Japan

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